桑木志帆 プレーオフ制しV 同郷の渋野が目標「全英や全米で勝てる選手に」

 「女子ゴルフ・新人戦加賀電子カップ・最終日」(10日、グレートアイランドC=パー72)

 今年6月のプロテスト合格者22人が出場し、3位から出た18歳の桑木志帆(岡山御津CC)が通算4アンダーで首位に並んだ内田ことことのプレーオフを1ホール目で制し、優勝を果たした。山田彩歩が通算2アンダー3位。小倉彩愛が通算1アンダーで4位に食い込んだ。

 うれし恥ずかしの優勝だった。18番を使ったプレーオフの1ホール目。桑木は痛恨の3パットを犯したが、相手の内田が第2打池ポチャのダブルボギーを打ち、優勝決定。「ちょっと恥ずかしかったのですが、優勝はうれしい」と笑顔で感慨に浸った。

 首位と1打差の3位からスタート。一時は通算6アンダーで単独首位に立ったが、17番でダブルボギー。18番でこん身のバーディーを奪ってプレーオフに持ち込んだ。岡山県出身で同郷の渋野日向子が目標。「日向子ちゃんを目指している。いずれは全英や全米で勝てる選手に」と目を輝かせた。

 今大会出場22人中最年少の18歳で、現在は倉敷芸術科学大1年生。今年のプロテストは20位で一発合格を果たし、今月のQTも前半戦にほぼフル出場できる13位で通過。希望が膨らむ来季へ向け「夢のレギュラーツアーに出られる。前半戦で1勝を目標に頑張りたい」。新人の頂点に立ち、次はツアーのてっぺんを目指す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス