松山英樹 通算4アンダーで57位に後退 精彩欠き疲労感
「米男子ゴルフ・ファーマーズインシュアランス・オープン・第3日」(28日、トーリーパインズGC=パー72)
35位で出た松山英樹(29)=LEXUS=はバーディーなしの1ボギーで73と伸ばせず通算4アンダーで57位に後退した。首位とは10打差。ジェーソン・デー(オーストラリア)とウィル・ザラトリス(米国)が通算14アンダー、202でトップ。1打差の3位に世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)とアーロン・ライ(英国)がつけた。
ショット、パットとも精彩を欠いた松山は最後までバーディーを奪えず、表情もさえなかった。10番スタートでティーショットを右に曲げたが5メートル弱を沈めてパーセーブ。その後はチャンスを生かせず、17番パー4は残り136ヤードからピンまで1メートル強にオン。丁寧に打ったパットはカップ左を通り過ぎた。後半も3番パー3では、グリーン手前のラフから寄せ切れずにボギー。疲労感をにじませ、めずらしく翌日に向けた調整もせずにコースを後にした。