「米男子ゴルフ・ファーマーズインシュアランス・オープン・最終日」（２９日、トーリーパインズＧＣ＝パー７２）

　５７位で出た松山英樹（２９）＝ＬＥＸＵＳ＝は５バーディー、１ボギーの６８で回り通算８アンダー、２８０の３０位だった。６６をマークした３７歳のルーク・リストが通算１５アンダー、２７３で並んだウィル・ザラトリス（ともに米国）とのプレーオフを制し、米ツアー初優勝。優勝賞金１５１万２千ドル（約１億７４００万円）を獲得した。

　インスタートの松山は前半の１５番でグリーン奥の深いラフからチップインバーディーを奪って大歓声を浴び、笑みもこぼれた。これで勢いづいたのか１７番（パー４）は残り１５２ヤードから５０センチに寄せ、１８番（パー５）は右バンカーからの２打目をグリーンに乗せてバーディー。終盤も６番、９番とパー５できっちり伸ばした。

　オフだった前週に痛めた左脚が心配されたものの、４日間を完走。次は２０１６、１７年と２連覇したフェニックス・オープン（２月１０日開幕）に出場する予定。