畑岡奈紗 爆発「63」で首位発進 パットも好調、内容文句なし

 「米女子ゴルフ・ホンダLPGA・第1日」(10日、サイアムCC=パー72)

 畑岡奈紗(23)=アビームコンサルティング=が9バーディー、ボギーなしの63と爆発、9アンダーでスヒョン・オー(オーストラリア)、エスター・ヘンゼライト(ドイツ)とともに首位スタートを切った。米ツアーメンバーとして2戦目の渋野日向子(23)=サントリー=は5バーディー、ボギーなしの67で17位と好発進。笹生優花(20)=ICTSI=は4アンダーで23位につけた。

 畑岡が名前通りのロケットスタートを切った。1番でバンカーから絶妙に寄せてバーディー発進。4番で10メートルほどの長いパットを決め、8番パー3はピンをかすめるようなショットを披露。9番も5メートルの下りのラインを決めて、前半は4バーディーとした。

 後半もショットを2~3メートル前後につけ、パットもズバズバと沈めた。18番パー5は2オンを逃したが、3打目を1メートルにつけて楽々バーディー。本人は新調したドライバーの調子がいまひとつというが、第1Rはフェアウエーを外したホールはなく、全ホールでパーオンに成功した。パット数も27とグリーン上も好調で、文句の付けようがない内容だった。

 プレー後は中継局のWOWOWのインタビューで「すごく目の前のショットに集中できた。グリーンではしっかりめに打たないと切れるので、それを意識した。ドライバーはヒールに当たったりして、距離が出ていないこともあったが、まずはフェアウエーに置くことが大事。そこはできたと思う」と手応えがありそう。ただ「パー5では取りこぼしがあった」と、4ホールのうち2ホールでバーディーを決められなかったことを反省。満足はしていないようだ。

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