畑岡奈紗 通算16アンダー首位キープ 悪天候で中断もなんの「上だけ目指して」
「米女子ゴルフ・ホンダLPGA・第2日」(11日、サイアムCC=パー72)
畑岡奈紗(23)=アビームコンサルティング=が7バーディー、ボギーなしの65で回って通算16アンダーとし、スヒョン・オー(オーストラリア)とともに首位を守った。
トップからスタートした畑岡は、連日のボギーなしと安定感抜群だった。3人から2人に減った首位タイにしっかり残った。「ここまでいいゴルフができると思っていなかった。ティーショットがぶれてしまったところがあったが、それ以降のリカバリーがうまくできた」と中継テレビのインタビューで満足げに語った。
1番でバーディーを奪い、3、4番と連続バーディー。7番を含めて四つスコアを伸ばして折り返した。15番では雷雲接近に伴い、約1時間30分の中断があったものの、集中力を切らさなかった。
小技も光った。2オンを逃したパー5の18番では約40ヤードの3打目を3メートルほどにつけて七つ目のバーディー。この日のパット数は26に抑えた。
昨年9月のアーカンソー選手権以来、米ツアー6勝目を狙える位置につける。夢をかける残り2日間へ「調子も良くなってきているので、どんどん上だけを目指して残り2日も頑張りたい」と威勢良く話した。