松山英樹 大役全う!メモなしで3分間英語の冒頭スピーチ 本番モードに突入
「米男子ゴルフ・マスターズ」(7日開幕、オーガスタ・ナショナルGC=パー72)
松山英樹(30)=LEXUS=は6日、前半の9ホールの練習ラウンドに臨んだ。前夜、チャンピオンズ・ディナーで前年王者としてホストの務めを無事に終え、完全なゴルフモードに突入した。2度目出場の金谷拓実や、アマチュアの中島啓太も最終調整。雷雨中断後の午後に行われたパー3コンテストに日本勢は参加しなかった。
開幕前日、松山が1番ホールから1人で練習ラウンドに臨んだ。グリーン手前からのアプローチや、2番パー5では方向の違うバンカーショットを繰り返し、自分の体とコースの状態を確認した。
前夜は無事に大役を果たした。前年覇者としてチャンピオンズ・ディナーのホストを務め、冒頭でスピーチ。歴代最多6度優勝のジャック・ニクラウス(米国)は「一番良かったのは英語が苦手な松山が3分間、メモなしでスピーチしたところ。その後にゲーリー・プレーヤーが日本語でスピーチを返したが、メモ付きだった」とSNSで明かした。
ディナーの部屋に通訳は入れず、たった一人でレジェンドらを歓待。内容は松山自身が日本語で考え、英訳したスピーチを事前に練習して臨んだ。
あとはプレーに集中するだけ。8番パー5からはマイク・ウエア(カナダ)も合流して残り2ホールを終了し、4日の後半と計18ホールを消化。史上4人目の大会連覇へ向けた挑戦に突入した。