「女子ゴルフ・ＫＫＴ杯バンテリン・レディース」（１５日開幕、熊本空港ＣＣ＝パー７２）

　黄金世代の小祝さくら（２３）が大会初日の１５日に迎える２４歳の誕生日を機に攻めの姿勢に転じる。１３日、プロアマ大会後に取材に応じ、「悪い結果で終わったら心残りになる。誕生日ぐらいはいいプレーができたらいい。グリーンもそんなに速くないので、攻めのゴルフができないといけない。その辺を調整して臨みたい」と誓いを立てた。

　２０２１年は初戦のダイキン・オーキッド・レディースでの勝利を皮切りに６戦で２勝を含むトップ５入りが４度とスタートダッシュに成功。昨年の今大会も２位だった。２２年は開幕６戦で２週前のアクサ・レディースでの５位が最高。前週の富士フイルム・スタジオアリス女子は予選落ちと、まだ波に乗れていない。

　昨年との比較については「あまり気にしていない」と即答。「去年はラッキーとかもあったり、はまってくれたりしたのが多かった。今年はまだうまくかみ合わない感じだけど、内容自体は去年よりトータルしたらいい。あとは運とかラッキーがあれば」と悲観的には捉えていない。

　「いつかしっかりはまってくれたら優勝を狙える時が来る。最近はあまり攻め切れないことが多いので、今週からはガンガン攻めのゴルフでいけたら」。今季初優勝へ、寅年の年女がバースデーウイークから巻き返しに転じる。