渋野日向子26位発進 “直ドラ”披露も不発「チョロでしたね、ワハハ…」
「米女子ゴルフ・ロッテ選手権・第1日」(13日、ホアカレイCC=パー72)
渋野日向子(23)=サントリー=は4バーディー、3ボギーの71で1アンダー。2バーディー、1ボギーの古江彩佳(21)=富士通=とともに、首位と5打差の26位発進となった。笹生優花は73で63位、野村敏京が74で73位、畑岡奈紗は75で96位、山口すず夏が78で131位。6アンダーのトップにハナ・グリーン(オーストラリア)が立った。
渋野が試合では初めて、フェアウエーからそのままドライバーで打つ“直(じか)ドラ”を披露した。11番パー5の第2打。3番ウッドでは2オンできないと判断し、思い切って挑戦した。結果はほとんどボールが上に上がらず、ごろごろと150ヤードほど転がっただけ。結局このホールは3オン2パットのパーだった。
直ドラはオフの間にずっと練習していた。中継テレビ局のインタビューで「あのホールは(失敗しても)池が絡まないから。でも、あそこでやるところではなかった。チョロでしたね、ワハハ…」と照れ笑いした。
ショットが好調で、1番から3連続バーディーをマークした。「明日は風が強くなる。耐えて耐えて、予選を通りたい」。直ドラの不発が残念そうなだけに、再度のチャレンジがあるかもしれない。