松山英樹 首痛気にせず3連続パー発進
「米男子ゴルフ・全米プロ選手権・第1日」(19日、サザンヒルズCC=パー70)
開幕し、10年連続10度目の出場でメジャー2勝目を目指す松山英樹(30)=LEXUS=は10番からスタートし、パー発進となった。2年連続2度目の出場となる金谷拓実は1番から、香妻陣一朗が10番からスタート。星野陸也、稲森佑貴や木下稜介、自動車事故から4月のマスターズ・トーナメントで復帰したタイガー・ウッズ(米国)も出場する。
10番パー4。青いシャツ、白いパンツに身を包んだ松山の第1打は、フェアウエー左を的確に捉えた。第2打をグリーン手前に運び、第3打の長いバーディーパットこそ外したが、しっかりとパーを拾い、無難なスタートを切る。続く11番パー3、12番パー4も連続してパーを刻んだ。昨年のマスターズに続くメジャー2勝目を目指す戦いが、静かに幕を開けた。
18日はコースで最終調整。首痛を発症したことを17日に明かした松山は練習ラウンド実施について「朝になっての判断」と話していたが、無事に金谷とともに後半の9ホールをプレーした。暑さの中でグリーン上やグリーン周りを丁寧に確認。ラウンド中に首を気にする様子はなく、その後は練習場でショットと小技をチェックした。
全米プロは2016年は4位、17年には5位に入るなど相性はいい。体調に不安がある中でもベストを尽くす。自分を信じて、4日間を戦い抜く。