17歳アマ飯島早織 1ボギー2アンダー70で5位好スタート 初記者会見でモノマネ大爆笑
「女子ゴルフ・ヨネックスレディース・第1日」(3日、ヨネックスCC=パー72)
17歳のアマチュア、飯島早織(茨城・ルネサンス高2年)が3バーディー、1ボギーの2アンダー70で回り、首位に1打差5位と好発進した。勝みなみ、稲見萌寧、菅沼菜々、吉田優利が3アンダー69で首位に並び、昨年優勝の笠りつ子は2オーバー48位と出遅れた。
規格外のアマチュアが表舞台に飛び出した。17歳になったばかりの飯島が初めて呼ばれた記者会見で得意の物まねを披露。「オラしんのすけだぞぅ!」と、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」になり切り大爆笑を誘った。
大忙しの中で好成績をマークした。今週は月曜日にマンデートーナメントを通過して通算6度目のプロツアー出場を決めると、火、水には静岡県内で全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権に出場して3位になり、トンボ返りでこの日を迎え「ちょっと疲れました」と笑った。
4歳でゴルフを始めたが、飛距離不足が悩みだった。そこで中学時代には飛距離不足を補う目的で男子の野球部に入部。バットを振るなどの練習を積み、飛距離が200ヤードから230ヤードに伸びた。
昨年暮れからは稲見をまねてキックボクシングをトレーニングに導入。飛距離だけでなく方向性も安定した。昨年の今大会は53位だったが「去年の自分より成長した姿を見せたい」と抱負。滑り出しは順調だ。
◆飯島早織(いいじま・さおり)2005年5月1日、茨城県水戸市出身。4歳でゴルフを始めた。昨年日本女子アマ22位、日本ジュニア14位。兄は男子プロの健之恭(けんのすけ)。159センチ、49キロ。