山下美夢有が逆転V「西郷真央はすごい。私も負けないって気持ち」同期の活躍に刺激
「女子ゴルフ・宮里藍サントリー・レディース・最終日」(12日、六甲国際GC=パー72)
4位から出た山下美夢有(加賀電子)が4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算12アンダーで逆転優勝を果たした。5月のワールドサロンパスカップ以来の通算3勝目。
首位に4打差を追ってスタート。1番で2メートルのバーディーパットを沈めて流れに乗り、5番は2メートル、10番は4メートルを決めてスコアを伸ばした。14番は残り151ヤードを7番アイアンでピン手前1・5メートルにつけて通算12アンダーに到達した。
「優勝はうれしいです。今日は風が強い中、4アンダーで回れて、すごく自信になった。パターがよく入ってくれたので、パターのおかげかなと思う」
今季は同期の西郷真央が大活躍。ライバルには大きな刺激を受けている様子で「西郷真央はすごいなと思う。私も負けないって気持ちで頑張りたい」。発奮材料にも恵まれている。
この優勝で今季のAIG全英女子オープン(8月4~7日、ミュアフィールドGC)出場)権も獲得。「行きたいって気持ちはあるけど、まだ決めていない。行ったからには予選を取って上位で戦いたいなと思うので、今の技術で戦えるのかという気持ちもある。来週までには決めたいです」と現時点の思いを口にした。