49歳ベテラン・宮本勝昌 通算17アンダー単独首位「今年こそは」“リベンジ”誓う

 ホールアウトする宮本勝昌。通算17アンダーで首位
 26回目の最終日最終組から49歳Vを狙う宮本勝昌
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 「男子ゴルフ・ツアーチャンピオンシップ・サトウ食品・第3日」(25日、西那須野CC=パー72)

 2位から出た49歳のベテラン宮本勝昌(フリー)が1イーグル、6バーディー、1ダブルボギーの6アンダー66で回り、通算17アンダーで単独トップに立った。66で回った稲森佑貴が通算16アンダーで佐藤大平と2位に並び、大西魁斗が通算15アンダー4位。石坂友宏が6番で今季ツアー初のアルバトロスを達成した。

 ベテランが存在感を見せつけた。49歳の宮本が66の好スコアをマーク。2年連続で今大会の最終日を単独首位で迎える。昨年は無念の2位に終わったが「ありきたりな言葉だけど、今年こそは」と“リベンジ”を誓った。

 この日も衰え知らずの勝負強さを発揮した。二つスコアを伸ばした後の4番。第1打を左林に打ち込んでロストボールのダブルボギーをたたいたが、直後の短い5番パー4で1オンに成功してイーグル奪取。若手の度肝を抜く“ダブルバウンスバック”を披露した。

 前夜は芹沢軍団の“兄弟子”で先週シニアツアー初優勝を果たした藤田寛之と寿司パーティーをし、昔話に花を咲かせたという。「チーム芹沢で2週連続優勝となればいいですね」と拳に力を込めた。

 最終日最終組は自身26回目で首位からの逃げ切りは過去5回。優勝なら一昨年の中日クラウンズ以来で通算13勝目となる。「今日までのいいゴルフを継続していければ」。勝ち方は熟知している。

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