日本ゴルフ協会の池谷新会長が会見「パリ五輪でもメダル獲得を」東京では稲見萌寧が銀
日本ゴルフ協会(JGA)は5日、2022年新体制についてリモート会見を行った。6月24日付で就任した池谷正成新会長(76)は女子の稲見萌寧が銀メダルを獲得するなどした昨年の東京五輪に触れ「ゴルフには男女ともメジャー大会があるが、五輪のゴルフ競技はまた別の感動を与えてくれた。24年パリ大会でもメダル獲得を目指して、プロ3団体、国内ゴルフ関連団体と協力して選手強化に努めていきたい」と話した。
近年は女子を中心に20歳前後の選手がプロの世界でも活躍。背景にはJGAナショナルチームなどでの強化策があるとした上で「成果がだんだんと出てきてジュニアの選手がどんどん育ってきている。畑岡奈紗選手が目立つが、その後も続いて若手が成長している。逆にベテランが負けずに頑張る姿が見られることは喜ばしいこと」と話した。
多くのスポーツがコロナ禍で活動を制限される中、屋外で他人を接触することなくプレーできるゴルフに興味を持つ人が増えた。「他の選手に迷惑をかけずに楽しむことがゴルフの本質。新規ゴルファーにマナーやエチケットを啓発して、全員が気持ち良くプレーを楽しめるようにしたい」とした。