松山秀樹 初日は1アンダーで終了 18番でバーディー締め 全英オープン選手権開幕

 6番でボールの行方を追う松山英樹
 7番でティーショットを放つ松山英樹
 1番でパットを放つ松山英樹
3枚

 「男子ゴルフ・全英オープン選手権・第1日」(14日、セントアンドルーズ・オールドコース=パー72)

 開幕し、メジャー2勝目を狙う松山英樹(30)=LEXUS=は4バーディー、3ボギーの71、1アンダーで初日を終えた。

 待望のバーディーは、1オーバーで迎えた5番パー5でやって来た。ピンまで残り約260ヤードの松山の第2打は、グリーン手前から傾斜を駆け上がって2オン。15メートルのイーグルパットはオーバーしたが、返しをきっちりと決めてみせた。

 さらに、8番パー3はティーショットをピン右1メートルにつけるスーパーショット。楽々バーディーを奪って、1アンダーとした。1、2番は手堅くパー発進し、3番パー4で3パットのボギーが先行したが前半で取り返した。

 後半に入り、短い12番パー4でも2メートルを沈め、三つ目のバーディーを奪った。13番パー4、17番パー4をボギーとして迎えた最終18番パー4。惜しくもイーグルこそ逃したが、見事に四つ目のバーディーで締めくくった。

 6月の今季メジャー第3戦、全米オープン選手権では最終日に追い上げて4位に入った。2021年のマスターズ以来のメジャー2勝目を目指す今大会は150回の記念大会で、7年ぶりに聖地・セントアンドルーズでの開催。前回15年は18位と健闘したコースで「普通通りやれればいい」と臨んだが、まずは上々のスタートを切った。

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