松山英樹 通算2アンダーに「来年以降は四つとも上位で戦えるように頑張りたい」
「男子ゴルフ・全英オープン選手権・最終日」(17日、セントアンドルーズ・オールドコース=パー72)
80位から出た松山英樹は7バーディー、2ボギーの67でスコアを五つ伸ばし、通算2アンダーで競技を終えた。ホールアウト時点で暫定68位。
出だしの1番パー4で第2打をグリーン手前のクリークに入れたが、後方にドロップした第4打を直接カップに入れて、チップインパーで発進。これで波に乗り、計7個のバーディーを奪った。ホールアウト後の松山の一問一答は以下の通り。
(テレビ中継のインタビューで)
-昨日の後半からいい流れ。一日を振り返ると。
「自分の調子も練習場ではよかったので、どうなるかなと思った。1番はティーショット、セカンドとよかったが池に入ってしまって。アプローチもよく入ってくれたので、いいのを3回打ってパーで上がれたので、気分よくスタートできた」
-クリークに入れた第2打も感触はいいショットだったのか。
「何で(クリークに)入ったのかなと思いながら。それでもパーが取れたので」
-これまでの3日間との違いは。
「ショットも試しながらやっているが、まだハマらない感じがある。どう振ったらいいか分からない状況の中で、何となく真っすぐ行って。最後の方は怪しくなっていたが、途中まではいい感じだったのでよかったと思う」
-最終日は苦手なリンクス攻略を課題にしていた。
「風がなかったのでなんとも言えないが、その中でもいいプレーができた。3パットが3回あり、短いパットも2、3回外しながらよかったなと思う」
-メジャーも終わってプレーオフシリーズに入る。
「まず来週(3Mオープン)、しっかり頑張って、なるべく上位で最終戦まで行けるように頑張りたい」
-この後の予定は。
「きょう、あと2時間後くらいに移動する。優勝争いは見ません」
(記者の囲みで)
-チップインパーからのスタートだった。
「スタートがああいう形で波に乗れたかなと思っています」
-3番の第2打もよかった。
「いや、あんまりです」
-風もなく小雨も降ってバーディーは取りやすかったのか。
「その状態に合わせてプレーするだけなので」
-二つのボギーがあった。
「3パットを3回しているので、なかなか思ったようなプレーはできていない。アンダーパーで終われてよかったと思う」
-今年のメジャー最終戦が終わった。
「全米オープン以外はあんまりよくなかった。来年以降は四つとも上位で戦えるように頑張りたい」
-来年のメジャーへ向けて今大会で得た収穫は。
「ないです」
-今後は3Mオープンへ行くのか。
「はい」