桂川有人 初メジャー健闘47位 “聖地”に苦戦もパーオン率3位 上位常連目指す

 「男子ゴルフ・全英オープン選手権・最終日」(17日、セントアンドルーズ・オールドコース=パー72)

 日本勢は桂川有人(23)=国際スポーツ振興協会=が69で回り、通算5アンダーで最上位の47位に入った。松山英樹(30)=LEXUS=は67をマークし、2アンダーで68位だった。前日3位のキャメロン・スミス(オーストラリア)が8バーディー、ボギーなしの64をマークし、通算20アンダーの268でメジャー初優勝を決めた。20アンダーは大会記録に並ぶアンダーパーで、賞金250万ドル(約3億5千万円)を獲得した。

 初めて挑んだメジャーの舞台で、今後の飛躍を予感させた。日本勢トップの通算5アンダーで競技を終えた23歳の桂川は「まだまだ限界ではないと感じた」と自信を深めた。起伏の激しい「聖地」のコースに苦戦する場面もあったが、ショットの精度は最後まで落ちず、4日間で全体3位の88・89%というパーオン率を誇った。成長を続ける有望株は「常にメジャーに出て上位を目指せる選手になりたい」と青写真を描いた。

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