渋野日向子“絶口調” 初フランスで元気いっぱい 4週前の全米女子から復活!
「米女子ゴルフ・エビアン選手権・第1日」(21日開幕、エビアンリゾートGC=パー71)
女子ゴルフのメジャー第4戦、エビアン選手権開幕前日の20日、会場となる当地のエビアンリゾートGC(6257ヤード、パー71)で、渋野日向子(23)=サントリー=がプロアマ戦に出場し、取材に応じた。4週前の全米女子プロで体調不良になり、予選を通過したものの第3ラウンド開始前に棄権。初日から直接コメントできないままコースを去っており、久しぶりに報道陣に対応した。
しぶこが元気を取り戻した。プロアマ戦には帽子から靴まで白に統一して登場。報道陣にも「体調はかなり良くなってきた。いい状態で臨める。いっぱいごはん食べて、いっぱい寝て頑張ります!」と笑顔を振りまいた。
この1カ月間は日本に戻って静養した。「とりあえず自分の体を取り戻す感じで。トレーニングもゴリゴリやったわけではないけれど、徐々に上げていく感じではやっていた」と言う。今週からスコットランド女子オープン、メジャー最終戦の全英女子オープンと続く欧州3連戦を前に、パターをピン型からマレット型に替えた。「プロになる前はマレット型を使っていた。グリップも(ロフトの)角度も、前と同じ。多分ね」といい、気分転換の意味合いが強いようだ。
大会初出場で、フランスに来たのも初めて。「フランス語は『トレビアン』覚えました。ボンジュール、メルシー。ほかは分からん」。移動では荷物が1つなくなった。「マッサージベッドが入ったやつ。何日か前に空港に行ったけれど、ない。もうええわと。一番どうでもいい荷物がなくなった」。食事は「パンがおいしいけれど、飽きちゃった。硬い。フランス料理といえばキノコだけど、マッシュルームが嫌い。生ハムとかサラミをパンの間にはさんで、それだけ食べるみたいな」と、こちらはちょっと苦戦中のようだった。