渋野日向子 振るわず通算9オーバー「悔しいの一言」
「米女子ゴルフ・エビアン選手権・第2日」(22日、エビアンリゾートGC=パー71)
渋野日向子(23)=サントリー=は74だった前日に続き、この日も1バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの77と振るわず通算9オーバー。前日首位に立った古江彩佳(22)=富士通=は一つ落としたものの、同じく通算7アンダーで並び、4位に入った昨年に続いて優勝戦線に踏みとどまった。メジャー初制覇が懸かる畑岡奈紗が7バーディー、1ダブルボギーと66の猛チャージをかけ、通算7アンダーに伸ばした。
体調不良からの復帰戦となった渋野だが、途中から集中力が途切れたようで、14番ではグリーンそばからの寄せを2回続けてミスしてダボに。16番は長いパットが入って唯一のバーディーを奪ったが、トレードマークの笑顔はなかった。
報道陣に囲まれても、表情は硬いまま。「悔しいの一言。全部良くなかった。どうしようもなかった」と声も沈みがち。ただ、欧州3連戦は始まったばかり。「全てをどうにかしないと。いろいろやっていくしかない」と懸命に前を向いた。