畑岡奈紗 不満9位浮上 パット決まらず首位と4打差「1位にいてもおかしくない」
「米・欧州女子ゴルフ・スコットランド・オープン・第3日」(30日、ダンドナルド・リンクス=パー72)
16位で出た畑岡奈紗(23)=アビームコンサルティング=と古江彩佳(22)=富士通=はともに68と伸ばし、通算11アンダー、205で首位と4打差の9位に浮上した。笹生優花(21)は72で回り、通算3アンダーで48位。リディア・コ(ニュージーランド)とセリーヌ・ブティエ(フランス)が通算15アンダー、201で首位に並んだ。
何度も天を仰いだ。第3ラウンドの畑岡はショットがさえたが、バーディーパットがことごとく決まらず、「パットが決まっていたら、1位にいてもおかしくない」と、フラストレーションをためた様子で振り返った。
2番(パー4)で1メートルを沈めてスコアを伸ばした後、次にバーディーパットが入ったのは11番だった。3番で1メートル、4番では2メートル半が入らず、9番も2メートルがカップの横を通り過ぎた。16番で8メートルが決まるとほっとした表情を浮かべ、最終18番では1メートル強を入れた。
ただ、まだファイティングポーズは崩さない。最終ラウンドへ「どんどん決めていけたらチャンスはある」と気を取り直した。