丸山奨王 プロデビュー戦は1打及ばず予選落ち 父へ“初任給”での贈り物もお預け
「男子ゴルフ・セガサミーカップ・第2日」(19日、ザ・ノースカントリーGC=パー72)
日米13勝を挙げた丸山茂樹の長男でプロデビュー戦となった丸山奨王(ショーン、22)=フリー=は、通算イーブンで、1打及ばず予選落ちした。
6月のプロ転向後、ツアー初戦だった丸山奨は予選通過ラインに1打及ばなかった。2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーで73。後半で三つ落としたことが響いた。
10番パー4でティーショットを左に引っかけてボギー。11番のパー4でも第1打を左に曲げてダブルボギーとした。ドライバーが不調で「真っすぐ行かなかった。ずっと(第2打を)ラフから打っていた感じ」と首をひねった。
パー5の18番は第2打でグリーン右手前のカラーまで運んだが、パターで3打を費やしてチャンスを逃した。「悔しい。最後がバーディーなら確実に予選は通っていた」と肩を落とした。
初の賞金獲得はならなかった。米ツアー3勝で、ゴルフの師でもある父・茂樹へ“初任給”での贈り物もお預け。「大きな額ならば、まともなものをあげられる。もうちょっと待って、と言いたい」と、今後の活躍を誓った。