19歳“タイガー”長野 首位並んだ 支えは同級生キャディー「気楽にできる」
「男子ゴルフ・Sansan・KBCオーガスタ・第2日」(26日、芥屋GC=パー72)
ツアー未勝利の19歳、長野泰雅(福岡地行)が6バーディー、1ボギーの67で回り、通算11アンダーとして、河本力と李尚熹(韓国)、昨年大会覇者のスコット・ビンセント(ジンバブエ)と首位で並んだ。
昨秋にプロ転向した長野が首位に並んだ。身長170センチと大柄ではないが、ドライバーショットが300ヤードを超える力強さが魅力だ。2位から出て、4ホールあるパー5は全てバーディー。最終9番は230ヤードの第2打をグリーンに乗せて2パットで伸ばし「守りながら、取れるところは取る」と胸を張った。
好スコアの要因を問われ「キャディー」と即答。福岡・沖学園高時代の同級生伊藤健心さんに担いでもらう。「ゴルフの話をするのはボールの場所に着いてから。気楽にできる」。冗談を言い合いながら回っている。
福岡県出身で、名前の「泰雅」はタイガー・ウッズ(米国)が由来だ。主催者推薦で出場しており、今大会で初優勝し目標のシード権を獲得する腹づもり。「あまり緊張はしない。勢いで取れたらいい」と不敵に笑った。