馬場咲希 復調67で日本4位浮上 パット修正「自信持って打てた」
「女子ゴルフ・世界女子アマチュアチーム選手権・第2日」(25日、サンノムラブラテシュ=パー72)
日本は通算5アンダーとし、初日の13位から4位に浮上した。個人で初日63位だった全米女子アマチュア選手権覇者の馬場咲希(17)=日本ウェルネス高=は67と復調し、通算2アンダーの7位に上がった。橋本美月(東北福祉大)が通算イーブンパーの19位、上田澪空(東京・共立女二高)は2オーバーの27位となった。大会は各チームで上位2人の成績をその日のチームスコアとし、4日間の合計で争われる。
日本勢で初日一番スコアの悪かった馬場が「きのう悪かったからこそ頑張ろうと思えた」と躍動した。6バーディー、1ボギーの67は、この日、サンノムラブラテシュを回った選手の中ではベストタイ。日本の巻き返しに大きく貢献した。
前日不調だったショートパットが、自信を持って打てたという。短く握っていたグリップを長く持つようにして安定感が増し、個人では順位を63位から56も上げた。「ベストスコアタイもうれしいが、自信を持ってパットが打てたのがうれしかった」と胸を張った。
3バーディー、1ボギーだった前半は2メートル弱のバーディーパットがなかなか決まらなかった。それでも「昨日パットを外していた分、今日も平常心でいられた。こういう日もあるよ、という感じで次のホールに行けた」と振り返った。
日本は首位スウェーデンと4打差。初優勝を狙える位置につけ「(第3日も)スコアを伸ばして頑張りたい」と気合を入れ直した。