松山英樹「66」手応えあり15位浮上 「内容はともかくスコアは良かった」

 「米男子ゴルフ・ツアー選手権・第2日」(26日、イーストレークGC=パー70)

 22位で出た松山英樹(30)=LEXUS=は5バーディー、1ボギーの66と伸ばし、通算6アンダーで15位に浮上した。首位とは13打差で変わらなかった。スコッティ・シェフラー(米国)が66と伸ばし、通算19アンダーで首位をキープ。63をマークしたザンダー・シャウフェレ(米国)が2打差の2位につけた。優勝者が年間王者となり、ボーナス1800万ドル(約24億8400万円)を獲得する。

 ティーショットは不安定ながらも、グリーン上がさえた。15位浮上の松山は「内容はともかく、スコアは良かった。伸ばせたのは大きい」とうなずいた。

 序盤の2番でピン奥5メートルを沈めてバーディーが先行すると、6、7番と連続バーディー。ドライバーショットを右の林に打ち込んだ10番が唯一のボギーで、12番で4メートル半、17番も2メートル半を入れて5バーディーを奪った。フェアウエーを捉えたのは前日よりも三つ少ない6度だが、ティーショットに「久々に良いな、と感じるところもあった」と手応えを口にした。

 首痛を抱えながらも、先週は72ホールを完走した。今週は初日の朝に痛みが再発。まだラウンド後の調整は封印しているものの「もう少しだけ安定できれば。粘り強くスコアを伸ばして終わりたい」と上向きなショットに望みを託し、残り2日間に臨む。

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