原英莉花は悔し涙 今季初Vならず7位「チャンスを待ちきれなかった」稲見萌寧が逆転V

 2番をダブルボギーとした原英莉花
 2番をダブルボギーとした原英莉花
 1番のティーショットを放つ原英莉花
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 「女子ゴルフ・ニトリ・レディース・最終日」(28日、小樽CC=パー72)

 今季初優勝を狙って単独首位から出た原英莉花は1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの76と崩れ、通算5アンダー7位に終わった。

 2番パー4でダブルボギーをたたき、二つスコアを落として後半へ。17番でようやくバーディーを取ったが、表情もさえず、苦しい一日となった。

 原は「悔しいです。久しぶりの優勝争いで力んだというのもありますし、自分でチャンスを待ち切れなかったです」と悔し涙があふれた。今季は腰に負担がかからないスイングに改造中で成績は低迷していたが、復調気配は漂っている。「毎週勝つぞの気持ちでやってます。どんな時でもピンを狙ってバーディーをたくさん取って優勝したい」と必死に前を向いた。

 2位から出た稲見萌寧(Rakuten)が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算9アンダーで逆転勝ちした。6月ヨネックスレディース以来の今季2勝目、通算12勝目。山下美夢有、西村優菜、植竹希望が通算7アンダーで2位に並んだ。

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