松山英樹 通算13アンダー暫定9位浮上 首の痛み癒え手応え「良いプレーができた」
「米男子ゴルフ・ツアー選手権・第3日」(27日、イーストレークGC=パー70)
雷のため一部の選手がプレーを終えられなかった中、15位で出た松山英樹(30)=LEXUS=は8バーディー、1ボギーの63をマークし、通算13アンダーで暫定9位に浮上した。前日首位のスコッティ・シェフラー(米国)が12ホールを終え、通算19アンダーで暫定首位をキープ。1打差にザンダー・シャウフェレ(米国)がつけた。優勝者が年間王者となり、ボーナス1800万ドル(約24億8400万円)を獲得する。
松山は今まで悩まされていた首などの痛みが取れ「最後まで崩さずに行けた。良いプレーができた」と満足げだった。ハイライトは8番。左に池がある難しいホールで第1打がフェアウエーを捉えると、残り146ヤードの第2打は「完璧だった」と振り返った正確なショットで30センチにつけてバーディー。「長らく打ててなかったショット」と手応えを口にした。日に日に上がる調子の要因は「体が痛くないというのが一番」とうなずき、最終ラウンドに向けても「痛みなく終わりたい」と願いを込めた。