馬場咲希ら3選手が帰国 世界女子アマチーム選手権で3位 馬場「他国の選手と話すのも楽しくて」
ゴルフの世界女子アマチュアチーム選手権(フランス・パリ近郊)で3位に入った日本の橋本美月(東北福祉大)、上田澪空(東京・共立女二高)、馬場咲希(日本ウェルネス高)の3選手が29日、羽田空港着の航空便で帰国した。
大会は各チームで上位2人の成績をその日のチームスコアとし、4日間の合計で争われ、日本は通算12アンダー。優勝したスウェーデンと2位の米国に1打及ばなかったが、ドイツと並んで3位に入った。個人でも、全米女子アマチュア選手権を日本選手として37年ぶりに制した馬場が首位と1打差の4位。上田が16位、橋本も28位と健闘した。
今大会が初の代表チーム入りだった馬場は「団体戦は経験がなかったが、協力して頑張ってグータッチしたりした。他国の選手と話すのも楽しくて、英語でないフランス、スペインの選手と覚えた言葉で話すと喜んでくれた」と振り返った。
覚えたフランス語は「Je m’appelle Saki」(私の名前は咲希です)、「Enchanté」(初めまして)、「S’il vous plaît」(お願いします)。初日、2日目はフランス選手と同組でフランス語で自己紹介するなどしたという。
世界のトップアマとの戦いを経験し、「他の選手よりバーディーチャンスは多かったが、そこでパットを決められなかった。4日間同じパッティングをしてしまって悔しいし、パッティングが伸びしろ。決めきれるようになりたい」と話した。