馬場咲希 海外でプレーする充実感や目標語る「海外の試合、全部が好き」
8月中旬にゴルフの全米女子アマチュア選手権を日本勢として37年ぶりに制した馬場咲希(17)=東京・代々木高2年=がこのほど、世界女子アマチーム選手権で訪れたパリ近郊で共同通信の取材に応じ、海外でプレーする充実感や今後の目標などを語った。
-全米女子アマ選手権で勝ち、反響が大きい。
「(米国から帰国する)飛行機の席の液晶画面でニュースを開いたら自分が映っていた。えっ、うそでしょと思って。こんなに大ごとだとは思っていなかった」
-世界女子アマチーム選手権は団体3位、個人4位で、ともにトップと1打差だった。
「うれしい気持ちもあるが悔しい。あのパットを(入れていれば)と考えたら悔しい」
-日本代表として戦っていい経験になったか。
「なった。自分が世界でどれぐらいまで行けるのかが分かったし、海外の楽しさを感じられた。将来どうなりたいかも自分の中で見えてきた」
-外国の楽しさとは。
「海外の選手と回るのも楽しいし、海外の人からの声援も楽しい。試合の前夜祭みたいなものや、ゴルフ場の雰囲気も好き。全部が好き」
-将来像とは。
「海外でプレーをしている自分を想像して、頑張りたいと思った」
-今後の日本ツアーにも出る。
「プロの試合に出させてもらうのはすごくうれしいので全力でやる。来年はプロテストがある。その前に(ツアー)優勝を目指すとコーチと話している。それに向けて階段を上っていきたい。(16日に開幕する)次の住友生命レディース東海クラシックでも、それに向けていければいい」