「女子ゴルフ・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」（８日開幕、城陽ＣＣ＝パー７２）

　今季国内メジャー第２戦を前に、第１戦のワールド・サロンパス・カップを制した山下美夢有は７日、プロアマ選手に出場するなどして最終調整。「メジャーは特別で優勝したい。やるべきことをしっかりやれば結果もついてくると思う」とメジャー２連勝を意識した。

　今大会はツアーでは初めて車で４０分弱の距離にある自宅から“通勤”する。「友達も見に来てくれると言っているので、より気持ちも入ります」と燃える理由もある。

　前週のゴルフ５レディース出場中には、弟の勝将（近大）が男子下部ＡＢＥＭＡツアーのダンロップフェニックスチャレンジｉｎふくしまでアマチュアながら優勝したというニュースが飛び込んできた。「まさか優勝するとは思っていなかったので成長したなあ」と驚いたという。

　プロになる前、一緒に練習していても弟は不真面目（？）だったという。「『真剣にやれよ～』と言っていたので。パッティングもショットも上達しているなと思う」と急成長に刺激を受けている。

　下部ツアーでラウンド経験のある城陽ＣＣだが、「ラフが長い。打ち上げのホールが多いので平たんなライから打つことがほどんとない」と警戒する。「まずはティーショットでフェアウエーをキープすること」と攻略のポイントに挙げた。