17歳馬場咲希、全米アマVで英語も上達?「普通に話すのが勉強」海外の夢鮮明に

 8月にゴルフの全米女子アマチュア選手権で日本勢37年ぶりに優勝した馬場咲希(17)=東京・代々木高2年=が7日、地元の東京都日野市で行われた同市民スポーツ栄誉賞表彰式に出席した。記念品として地元名産のぶどう4品種も贈呈され「ぶどうはフルーツで一番好きなのでビックリ。今日食べようかな」と笑顔満開。「日野市が大好き」と地元に感謝しながら、「全米女子アマも楽しくラウンドすることができて、これからのゴルフ人生で大きなものになる。目標は海外メジャーで優勝することなので、これからも一生懸命頑張ります」と誓った。

 全米女子アマで日本勢37年ぶり史上2人目の制覇という快挙を成し遂げた17歳は、海外で活躍するという夢に向けても自信を深めた様子。「ぼやっとした目標だったが、今年何試合か海外の試合に出場することができて、全米女子アマも優勝できたっていうのは今後の目標に向かう上ですごく大きい。実際に米国でゴルフできたことで目標も鮮明になった」。

 快挙の“副産物”で英会話も上達したという。遠征中は英語の勉強を中断していたものの、帰国後にレッスンに行ったところ講師から「英語が上達してるじゃん」と褒められたといい、「米国の人たちと普通に話すのが勉強って感じで(笑)。米国に行ったことで英語が上達したところがあるのかなと思っています」と、競技外でも順応性と本番での強さを発揮した様子だ。

 来年は国内でプロテストを受ける予定で「まずは日本のプロテストを受けて、順調ならプロになってから海外に行きたいと思っている」と明かし、「絶対に受かるという自信はないが、この調子でどんどんいければ一発合格もできるかなと思うところもある。とにかく油断はしないように、自分のベストを出して一発合格できるように頑張る」と青写真を描いた。

 ◆馬場咲希(ばば・さき)2005年4月25日、東京都出身。父の勧めで5歳でゴルフを始めた。今年5月のブリヂストン・レディースで28位に入りベストアマ。日本地区予選を突破して臨んだ6月の全米女子オープンは49位。日本女子アマチュア選手権では9位だった。ドライバーショットの平均飛距離は270ヤード。あこがれは自分と同じ長身選手のネリー・コルダ(米国)。代々木高2年。175センチ。

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