新人の川崎春花 日本女子プロ最年少優勝 19歳133日、地元京都で「すごくうれしい」
「女子ゴルフ・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯・最終日」(11日、城陽CC=パー72)
国内メジャー第2戦が行われ、4打差4位から出たルーキーの川崎春花が1イーグル、6バーディーの64でスコアを八つ伸ばし、通算16アンダーでツアー初優勝となるメジャー制覇を地元京都で果たした。19歳133日での優勝は14年に20歳128日で制した鈴木愛を抜いて大会最年少優勝。メジャーでは17歳263日で16年日本女子オープン、18歳261日で17年日本女子オープンを制した畑岡奈紗に次いで史上3位の若さでの優勝となった。
2003年5月1日、京都市出身の川崎は、昨年の日本女子オープンで11位。同年11月のプロテストに合格し、今年8月末の下部ステップアップツアー、山陰ご縁むす美レディースで優勝した。
川崎は予選会を突破して今大会の出場権を得た。04年に予選会が開催されるようになって以降では、予選会通過者の優勝は初めて。
優勝スピーチでは「地元京都と言うこともあって、いつも以上にたくさんの方が応援に来てくださって、それがすごく力になって、優勝することができたと思います」と感謝「前半はすごい苦しくて、もがきながらの日々だった」と振り返り「このような結果になってすごくうれしいです」と話した。