馬場咲希 “咲き”誇る!全米アマV凱旋試合「自信持って行ければ」いよいよ出陣

 「女子ゴルフ・住友生命レディース東海クラシック」(16日開幕、新南愛知CC美浜C=パー72)

 8月の全米女子アマチュア選手権を制してから初めての国内ツアー参戦となる馬場咲希(17)=代々木高2年=は15日、練習場でパッティングやショットを、日が暮れる直前の午後6時まで入念に調整。自信をもって凱旋(がいせん)試合に臨むため、最後の最後までボールと向き合った。

 すべてはあらゆる不安を消し去って、本番のティーグラウンドに立つためだ。馬場は「迷わずに自信を持ってあしたに行ければいいなと思う」とコメントした通り、日が暮れる寸前まで練習グリーンに残り最終調整した。

 この日、コースではプロアマ大会が行われたが、不参加の馬場はただ練習に専念した。午前11時30分に練習グリーンに現れると、緑色のレーザーで直線を示す器具を使ってパッティングを練習。3メートルほどの距離を打ち続けると、次は打球練習場へ向かった。

 再び練習グリーンに戻ってパッティングを練習し、さらにまた打球練習場へ。これでも終わらず夕暮れの練習グリーンに戻り、パッティングの後はウエッジを持ってアプローチ練習に取り組んだ。

 その間、何人ものプロの先輩たちと言葉をかわす場面があった。吉田優利とは「『おめでとう』って言ってくれて『一緒に回りたかった~』と話してました」。面識があった吉田のキャディーと話していると吉田がやって来て「やばい、やばい、吉田さんだ!って思ってて『お疲れさまです』とあいさつしたら、そんな感じで話してくれて本当にうれしかった」と興奮気味。5月のブリヂストン・レディースで同組だった大先輩の横峯さくらとは、練習グリーンで再開し「頑張ってね」と声を掛けられた。

 前夜はいくら丼とホタテバター焼きを食べたといい、名古屋めしの手羽先は「まだ食べていない」という。食事のお楽しみは試合が終わった後でいい。

 「(順位などの)結果的な目標はない」というが、「とにかく全米女子アマのときのような自信に満ちあふれたようなラウンドができれば」。強気にピンを攻め、パットをズバズバと決めて相手を圧倒してビッグタイトルをつかんでから1カ月。いよいよ凱旋試合が始まる。

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