馬場咲希 4アンダー3位発進 宮里藍さん直伝“メンタルケア打法”効いた
「ジュニア女子ゴルフ・宮里藍インビテーショナル Supported by SUNTORY」(24日、PGM石岡GC=パー72)
開幕し、8月の全米女子アマチュア選手権を日本選手として37年ぶりに制した馬場咲希(17)=代々木高2年=が5バーディー、1ボギーの68で、首位と2打差の4アンダーで3位発進した。試合後には元世界ランク1位の宮里藍さん(37)が講師を務める「ビジョン54レッスン会」に参加した。首位には叶結衣(14)=沖学園中3年=と徳永歩(16)=ECC学園高2年=が並んだ。
宮里さんの〝金言〟が早速効いた。10番スタートの馬場は、序盤はエンジンがかからなかったものの、16番パー5で4・5メートルのバーディーパットを沈めると、心が切り替わった。「やっとイメージ通りに入って、逆にいいイメージを持てた」。前日に宮里さんに習った、悪い記憶を打ち消すメンタルケア方法を活用し、流れを引き寄せた。
前日には、女子ツアーのミヤギテレビ杯ダンロップ女子で山下美夢有(加賀電子)がツアー新記録の60をマーク。「『今日は2日目だっけ?』と思った」と驚きつつ、「60は本当にすごすぎる。自分も爆発力のあるゴルフがしたい」と刺激を受ける。
今大会の優勝者は、宮里さんとエキシビションラウンドができる。「(こんな特典)ないです!」と気合は十分だ。