「米男子ゴルフ・ＺＯＺＯチャンピオンシップ」（１３日開幕、アコーディアＧ習志野ＣＣ＝パー７０）

　プロアマ戦が１２日、行われたが前年覇者の松山英樹（３０）＝ＬＥＸＵＳ＝は１１番パー４のティーショット後に、棄権した。米男子ツアー（ＰＧＡ）は棄権の理由を背中痛とし、１３日からの本戦には予定通り出場するとした。

　松山は米大リーグ・レッドソックスやプロ野球・西武で活躍した元投手の松坂大輔氏らと同組で、午前７時１０分に１番ホールをスタート。途中、８番パー４の２打目地点では、右腰あたりを押さえて顔をしかめる場面もあった。

　前半を終えると飯田光輝トレーナーと１番ティーグラウンド脇の小屋に入り約１５分間、治療を受けた。その後、後半のプレーを続行。１１番のティーショット後、２打目地点で同伴者にあいさつ。４人で記念撮影し、カートに乗ってクラブハウスに引き揚げた。

　松山が抜けた組には代役でピーター・マルナティ（米国）が入った。

　１１日の公式会見では「連覇はそう簡単ではないと分かってはいる。挑戦できるのは僕だけなので、それに向けてしっかり準備したい」と話していた。