松山英樹 連覇に暗雲 背中痛でプロアマ戦途中棄権 本戦には予定通り出場へ

 11番、カートに乗り右太ももを手でつかみながら途中棄権した松山英樹(撮影・開出牧)
 痛みを隠しきれない様子の松山
 カートに乗って引き揚げる松山英樹に手を振る松坂大輔氏
3枚

 「米男子ゴルフ・ZOZOチャンピオンシップ」(13日開幕、アコーディアG習志野CC=パー70)

 12日はプロアマ戦が行われ、前年覇者の松山英樹(30)=LEXUS=が11番ホールのティーショット後に途中棄権した。PGAツアーによると背中痛で、本戦には予定通り出場するというが、不安を抱えて2連覇に挑むことになった。

 11番のティーショットを打ち終えた松山が顔をしかめた。2打目地点に歩いて向かうと同伴の3人にあいさつ。記念撮影を終えるとカートに乗り、クラブハウスへ戻った。PGAツアーによると棄権の理由は背中痛で、13日からの本戦には予定通り出場するという。

 この日は、米大リーグ・レッドソックスなどで活躍した元投手の松坂大輔氏らと同組で1番からスタート。左ドッグレッグの9番パー4では、左の高い木の上を越えてショートカットした松坂氏のドライバーショットに「これ、フェアウエーに行けば最高!」と驚嘆。和やかにプレーは進行した。

 ただ、その間も体の異変は感じていたようだ。途中、両ふくらはぎをストレッチし、8番パー4の2打目地点では右腰あたりを伸ばすようなしぐさも見せた。前半終了後は待っていた飯田光輝トレーナーと1番ティー脇の小屋に入り、約15分間、治療を受けた。その後、駆け足で10番に向かったが、11番でプレー続行を断念した。

 今年は3月に首から肩甲骨周辺にかけて痛みが出た。7月は手首痛から大会を途中棄権し、8月のプレーオフ初戦も首痛で欠場。この日は本戦を前に大事を取ったものと見られるが、大会連覇へ視界良好とは言えない状況だ。

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