米男子ゴルフ 堀川未来夢は1万人超えのギャラリーに希望の光
「米男子ゴルフ・ZOZOチャンピオンシップ・最終日」(18日、アコーディアG習志野CC=パー70)
35位から出た堀川未来夢が6バーディー、1ボギーの65でスコアを五つ伸ばし、通算8アンダーの19位で大会を終えた。前半の12番パー4でボギーが先行したが、「そこから焦ることもなく、厳しいホールで耐えてチャンスのホールで伸ばせた。きょうは5アンダーで回れてよかった」と振り返った。
池越えの右ドッグレッグの6番パー5では、米ツアー選手が第1打でドライバーを使う中、自身は3番ウッドでティーショットを打ち、第2打も3番ウッドを使った。「米ツアーの選手が第1打をラフに入れたりすると、3打目は自分の方がグリーンに近いところから打てた」と自分の攻め方に徹することで対抗できた。
またこの日は1万186人のギャラリーが駆けつけた。日本ゴルフツアー機構(JGTO)の理事を務める立ち場で「こういった雰囲気でトーナメントをして、ゴルフのスコア以外に思うこともあった。世界のトップ選手が来てるとはいえ、チケットが何倍も高いのにこんなにギャラリーが集まる。まだまだJGTOもやれることはたくさんあると思った」という。
「せっかくだから日本の男子トーナメントも盛り上がってほしいので。インスタグラムのチケット販売状況や、天候の案内とか。ギャラリーが来やすい心づかい、配慮がすごい。現に(4日間で)何万人も入る。少なからず男子ゴルフに興味を持ってくれている人がいる。この人たちが男子ツアーに来てくれたら盛り上がる」と話した。