馬場咲希は70位で予選落ち 岡本綾子氏から「自分の思った道に」マスターズGCレディース

 キャディーと談笑する馬場咲希(右)
 ティーショットを打つ馬場咲希
2枚

 「女子ゴルフ・延田グループ・マスターズGCレディース・第2日」(21日、マスターズGC=パー72)

 第2日が終了し、8月の全米女子アマチュア選手権を37年ぶりに日本人として制した馬場咲希(17)=代々木高=は1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの74、通算2オーバーで70位。3試合連続の予選突破はならなかった。初日首位発進した河本結(24)=リコー=が6アンダー、ボギーなしの66で回り、通算13アンダーで単独首位に立った。

 初日イーブンパー、54位からスコアを落とした馬場は、「前半からフェアウエーを捉えることができず、ラフからのショットもうまくいかなかった」と唇をかんだ。アウトスタートの2番でダブルボギーをたたき「そこからあと2つ、できれば3つ戻さないと(予選を)通らないと思った」と序盤に焦りが生まれた。

 15番のバーディーパットでは「バーディーを取るしかないと思ったが、パターが悪かった。(自分を)追い込んじゃった」と外してパー。16番でこの日初めてバーディーを取ったが、時すでに遅く「課題だらけのラウンドだった」と肩を落とした。

 自身初の2週連続プロツアーを「(身体的に)疲れてはないけど、気持ち的に少し疲れた」と振り返った。原英莉花、小祝さくらと同組で回った2日間。「原さんは飛距離が出る。パー5で2オンを狙うのがかっこいい。私も狙ったけど無理でした」と言い、「小祝さんはパッティングが上手。私が外したくらいの(距離)もすべて入れていた」とせん望のまなざしで見つめた。

 またこの日朝には、岡本綾子氏から「これからのゴルフ人生についてアドバイスをもらった」と明かした。「私も米国に行きたい気持ちがある」と夢を描く17歳は、米ツアー勝利数17勝のレジェンドから「周りの意見を気にせず、自分の思った道に進めばいいと言っていただいた」と背中を押されたという。「2週連続で学びになることが多かった」と、すべて今後の糧にする。

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