連覇狙う古江彩佳は10位で最終日へ 国内で自身初のアンプレも後半3連続バーディーで巻き返す
「女子ゴルフ・延田グループ・マスターズGCレディース・第3日」(22日、マスターズGC=パー72)
昨年の覇者、古江彩佳(22)=富士通=は、5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り、首位と5打差の10位で最終日を迎えることになった。
昨年の覇者の3日目は、いきなりのピンチだった。1番(パー5)で3打目を右のバンカー際に入れると、アンプレアブルを宣言。ダブルボギーとしてしまった。
古江は「アゴがせり出していたので前に出ないと思った」と説明。国内でのアンプレアブルは自身初だったが、「アンプレした方がマシかなと思った」と即決したという。
しかし、そこからは底力を発揮。前半最終の9番でバーディーを奪取。後半は13番から15番を3連続バーディーと盛り返した。18番はボギーに終わったが「(3日連続で)ずっとボギーが悔しいので、明日はパー以上で」と奮起した。
前週の富士通レディースから2週連続で同一大会を連覇すれば、ツアー史上初となる。「思い切りのあるショット、パットができたらいい」と古江は静かに意気込んだ。