「男子ゴルフ・平和ＰＧＭ選手権・第２日」（２８日、ＰＧＭ石岡ＧＣ＝パー７０）

　精度の高いショットを駆使し、ビタビタとピンに絡めた。中島啓太（２２）＝フリー＝が６４で回り、通算１０アンダーでトップタイに浮上した。２日目で首位に立ったのは、アマチュア時代を含めて初めて。「今日はいいショットが出ていたし、昨日よりも内容は全然よくなっている」と自己評価した。

　１０番で第２打を１・５メートルにつけてバーディー発進すると、１６、１８番も１・５メートルを沈めた。後半もショットの切れは衰えず、３、４、５番で３連続バーディー。７番は第２打を５０センチにつけて７個目のバーディーを奪った。

　プロの試合では自身初めて首位で決勝ラウンドに臨む。「早く試合で勝ちたいという気持ちは変わっていない。しっかりチャンスをつかみたい」。アマチュアで勝った９月のパナソニックオープンに続き、プロでは初となる頂点を見据えた。