渋野日向子 28位浮上で予選突破「ホッとした気持ち」
「女子ゴルフ・樋口久子・三菱電機レディース・第2日」(29日、武蔵丘GC=パー72)
4位から出た金田久美子(33)=スタンレー電気=が5バーディー、ボギーなしの67でスコアを五つ伸ばし、通算9アンダーで首位に立った。2位は6アンダーの川崎春花。4打差3位に川岸史果がつけた。前年覇者の渋野日向子と畑岡奈紗は1オーバーの28位で決勝ラウンドに進んだ。
61位から出た渋野は後半の2バーディーで28位に浮上し、予選を突破。「思ったより上の順位にいてびっくり。ホッとした気持ちはめちゃくちゃある」と振り返った。
前半は一つ落として予選通過圏外へ。30分以上あったハーフターンでの休憩時間は「おにぎり食べて、サラダ食べて、ご飯食べただけ」というが、18番パー5でバーディーを取れなかった悔しさを「切り替えられた」。後半は出だしの1番パー5で2・5メートルを沈めてバーディーを奪った。
高校生アマの手塚、小俣とのラウンドは「お姉ちゃん感覚というか、親目線というか、そんな感覚」。この日も多くのギャラリーを引き連れ「米国ではない環境なので、その雰囲気を楽しんだりしていた」という。最終日へは「納得がいくショットが打てる回数を増やしたい」と話した。