星野陸也が悲願の地元大会Vで涙「今度こそはという気持ちだった」賞金王争いに意欲

 最終日、通算22アンダーで優勝を決め、喜ぶ星野陸也
 通算22アンダーで優勝した星野陸也
 通算22アンダーで優勝し、トロフィーを掲げる星野陸也
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 「男子ゴルフ・平和PGM選手権・最終日」(30日、PGM石岡GC=パー70)

 短いウイニングパットを沈め、星野陸也(26)=興和=は両手を突き上げた。日大の後輩・岩崎や堀川、大岩らから“ミネラルウオーターシャワー”で手荒い祝福を受け、くしゃくしゃの笑顔で逃げ回った。

 コースから車で30分の笠間市内に自宅がある。プロ転向した6年前から地元茨城の大会で優勝するのが夢だった。今季はこの試合までツアー選手権など3試合がありながらもV逸。ようやく悲願の優勝を果たし、優勝インタビューでは涙で2度も声を詰まらせた。

 「地元で今年4回目で今度こそはという気持ちだった。涙はプレー中から出そうになった。地元の方たちにいつも応援してくださってありがとうという気持ちです」

 この優勝で賞金ランク3位に浮上した。トップの比嘉とは約5657万円の差があるが「賞金王争いになんとか滑り込めた。もう1回は勝って、なんとか狙っていきたい」。地元優勝で弾みをつけ、大まくりを目指す。

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