“日本代表”渋野日向子 米ツアー選手として登場 19年出場時と「感覚が違う」
3年ぶりに日米両ツアーで開催される女子ゴルフの「TOTOジャパンクラシック」(滋賀県瀬田GC)が3日に開幕する。渋野日向子(23)=サントリー=は1日、練習ラウンド後に会見し「アメリカのツアーの選手としてこの大会に出場したかったので、参戦1年目にして、できたことはすごくうれしい」と、うなずいた。
国内ツアーに5カ月ぶりに出場した前戦の樋口久子・三菱電機レディースでは最終日に9位に順位を上げ手応えは十分。同コースは21年に7位タイに入っており「日本人にチャンスが大いにある。チャンスを生かしたい」と、上位を見据える。
今季の賞金は96万4826ドル。米ツアー新人イヤーの100万ドル突破は目前。「頑張ります」と笑った。
日本を主戦場にしていた頃とは違う。「19年に出たときは有名な選手しか分からなかった。テレビで見たことがあるとか。今回は『日本へようこそ』と言える選手もいたりする。ちょっと感覚が違う」と“日本代表”として迎え撃つ気持ちだ。