蟬川泰果 プロデビュー戦へ「勝ちにこだわって」 記録的V達成に意欲
男子ゴルフで日本オープン選手権をアマチュアでは95年ぶりに制し、10月31日にプロ転向を発表した蟬川泰果(21)=東北福祉大=が1日、マイナビABCチャンピオンシップが3日から行われる兵庫県加東市のABC・GCで記者会見し、「さらに良い結果を残さないと評価されない。その辺の自覚は芽生えてきている。勝ちにこだわって優勝を狙っていきたい」と語った。
1973年のツアー制施行後では初めてアマチュアでツアー2勝を挙げた。今大会で優勝すれば日本ゴルフツアー機構(JGTO)が発足した99年以降では初のプロデビュー戦優勝となる。また、ツアー制施行後では青木功、尾崎将司(5度)、片山晋呉に続く日本選手では4人目(8度目)の出場3試合連続優勝も懸かる。
加東市出身の蟬川は「記録に挑めることはなかなかあることではない。ものにできたらかっこいいと思う」と記録達成に意欲的。予選ラウンドは浅地洋佑、石川遼と同組で回る。