蟬川泰果が首位浮上 「ここまで来たら優勝したい」同一年アマプロVならツアー初の快挙
「男子ゴルフ・三井住友VISA太平洋マスターズ・第3日」(12日、太平洋クラブ御殿場=パー70)
アマチュアとして9月から2勝し、プロ初勝利を目指すスーパールーキーの蟬川泰果が、3打差をつけて首位に立った。
蟬川は「簡単ではないのは分かっている。でも、ここまで来たら優勝したい」と目を輝かせた。朝からドライバーショットが定まらず、1番はボギースタート。だが、5番からは修正し、終わってみれば6バーディー、2ボギーの66。この3日間のベストで回り、首位を奪った。
初優勝したパナソニックOPは3日目にトップに立ち、2勝目の日本OPは完全優勝で、ここまでは首位に立てば勝率100%。同一年にアマとプロの両方で優勝すれば、ツアー初。プロ転向2戦目で優勝すれば、日本人としては大学の先輩である松山英樹と並んで最速タイになる。