馬場咲希らが室伏広治長官に質問 ナショナルチーム慰労会で座談会

 馬場咲希(左)の質問に答える室伏広治長官(右)
 座談会に参加した(左から)中島啓太、蟬川泰果、室伏広治長官、ジョーンズHC、橋本美月、馬場咲希
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 日本ゴルフ協会ナショナルチーム(NT)慰労会が16日、東京都内で開催された。午前中に行われたスポーツ庁の室伏広治長官との座談会には、NTのガレス・ジョーズヘッドコーチ(HC)と男子の中島啓太、蟬川泰果、女子の橋本美月、馬場咲希が参加。ジョーンズHCからパッティング時のラインの読み方「エイムポイント」が紹介されたほか、選手らが、五輪の陸上男子ハンマー投げで2004年アテネ大会金メダルと12年ロンドン大会銅メダルを獲得した長官に質問をぶつけるなどした。

 今夏、全米女子アマチュア選手権を日本選手として37年ぶりに制した馬場は、室伏長官に「オリンピックの雰囲気はどうか。他の大会とは違うのか」と質問。室伏長官は「ゴルフが五輪に復帰したのは(16年の)リオが最初。みんなすごく楽しんでいたし、選手村で他競技の選手と写真を撮ったりしていた。プレー以外にもぜひ楽しんでもらいたい」と話した。

 また蟬川は「迷ったままの気持ちでプレーしてしまうことがある」と質問。長官は「迷うことはパフォーマンスに影響する。自信を持つことが大事。1球(1打)で決まることもあるが、アベレージとしていい決断をすることを心がけたらどうか。そして一流選手は切り替えが早い。次がよくなるよう考えること」と応じた。

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