松山英樹 新年初戦を無事完走で21位「ドライバーはだいぶ安定してきた」

 「米男子ゴルフ・セントリー・チャンピオンズ・最終日」(8日、プランテーション・コース=パー73)

 9位から出た松山英樹(30)=LEXUS=は4バーディー、3ボギーの72で回り、通算16アンダー、276で21位だった。63をマークしたジョン・ラーム(スペイン)が7打差5位から逆転し、通算27アンダーの265で今季初優勝。ツアー通算8勝目を挙げて優勝賞金270万ドル(約3億6千万円)を獲得した。初日から首位を走ったコリン・モリカワ(米国)は72で2打差の2位だった。

 昨年は首や手首などの痛みに悩まされてきた松山は、不安を抱えたまま臨んだ新年初戦で4日間を無事に完走し「ほとんど痛みなくプレーできたのは収穫」と表情は明るかった。終盤はフェアウエーを捉え、16、18番ではバーディーにつなげると「ドライバーはだいぶ安定してきた」と手応え。次週はソニー・オープンに前回覇者として出場。「今の状態ではかなり厳しいけど去年も同じようだった。チャンスはあると思う」と意気込んだ。

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