松山英樹 首痛が影響!?連覇ならず48位 連続アンダーパー記録は14で止まる

 「米男子ゴルフ・ソニー・オープン・最終日」(15日、ワイアラエCC=パー70)

 前年覇者の松山英樹(30)=LEXUS=は2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71をマーク。通算7アンダーの273で48位に終わり、大会連覇とはならなかった。首位と3打差の5位から出たキム・シウ(韓国)が通算18アンダーで逆転優勝。ツアー通算4勝目を挙げた。通算6アンダーの中島啓太が54位、通算3アンダーの蟬川泰果が67位、通算2アンダーの比嘉一貴が72位と日本勢は苦しんだ。

 不安材料が残った。大逆転を目指して臨んだ最終日。ラウンド中に帯同していたトレーナーから背中のマッサージを受ける姿があった。昨年も首の故障に苦しめられた松山。「多少、首と(背中の)痛みはありましたけど悔しいですね」とため息をついた。

 痛みが影響したのか、ここまで好調だったショットに影を落とした。イーブンで折り返して後半13番パー4。精彩を欠いて4オンとなり、4日間で初めてのダブルボギーをたたいた。

 終始波に乗れず1オーバーでホールアウト。「パッティングはオフにいい感じで仕上がったと思ったんですけどね。この2週間は駄目だった」とパットにも頭をかいた。大会記録更新中だった連続アンダーパー記録は14ラウンドで止まった。

 次週は休養し、現時点では再来週のツアーに照準を合わせる予定。「しっかりと休んで治したいなと思います」と、まずは万全の態勢を整えることに専念する。

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