蟬川泰果は終盤に落とし穴 トリプルボギー叩き140位に後退「もったいなかった」
「米男子ゴルフ・アメリカン・エキスプレス・第2日」(20日、PGAウエスト・スタジアムコースなど3会場=いずれもパー72)
85位からスタジアムコースをプレーした蟬川泰果は2バーディー、2ボギー、1トリプルボギーの75でスコアを三つ落とし、通算1オーバーの140位に後退した。149位から出た小平智は68で四つ伸ばし、通算1アンダーの120位。ニクラウス・トーナメントコースを回ったデービス・トンプソン(米国)が64で通算18アンダーとし首位を守った。2打差2位にジョン・ラーム(スペイン)。
蟬川は2アンダーで迎えた16番パー5で崩れた。残り179ヤードの第3打を入れてはいけないグリーン左のバンカーに打ってしまった。
グリーン面までの高低差は5メートル以上。1度目のバンカーショットは土手を越えずに再びバンカーに転がり落ち、第5打はグリーンをオーバー。アプローチも反対側のカラーまで転がり、7打目でようやくピン横10センチへオン。トリプルボギーで1オーバーまでスコアを落とし「もったいなかった。今週はショットがなかなかうまくいかない。真っすぐ飛ばせないし、少し体が疲れているのかもしれない」と肩を落とした。
大会は3日間で異なる3コースをラウンド。第3R終了時に予選カットが実施される。