松山英樹 69で15位浮上 後半伸ばすも納得いかず「合わせ合わせなんで」
「米男子ゴルフ・ファーマーズインシュアランス・オープン・第3日」(27日、トーリーパインズGCサウスコース=パー72)
36位から出た松山英樹(30)=LEXUS=は5バーディー、2ボギーの69をマークし、通算4アンダーの212で首位と8打差の15位に浮上した。蟬川泰果は72で通算イーブンパーの49位、小平智は74とスコアを落とし1オーバーの60位。サム・ライダー(米国)が72で回り、通算12アンダーで首位を守った。ジョン・ラーム(スペイン)が2打差の2位。
前半を2バーディー、2ボギーでまとめた松山が後半で勢いに乗った。1番で7メートル、2番は1メートル強につけて連続バーディー。4番は残り155ヤードからピンそば10センチにつけ4ホールで三つ伸ばした。15位に浮上したが「いいプレーができたが、合わせ合わせなんで…」と納得はしていない様子。風邪で体調が万全でなく、この日もせき込む場面があった。「そんなに(上位を)望めるような状態ではない」というが、静かに追い上げを目指す。