松山英樹が猛追 一時3打差2位まで迫るも 最終18番で池ポチャ「ちょっともったいない」

 18番をホールアウトする松山英樹(共同)
 6番でイーグルパットを外した松山英樹(共同)
 5番でショットを放つ松山英樹(共同)
3枚

 「米男子ゴルフ・ファーマーズインシュアランス・オープン・最終日」(28日、トーリーパインズGCサウスコース=パー72)

 15位から出た松山英樹は6バーディー、3ボギーの69でスコアを三つ伸ばし、通算7アンダーで首位と6打差の9位だった。昨年9月に始まった今シーズンでトップ10入りは初めて。マックス・ホーマ(米国)が66と伸ばし通算13アンダーで逆転優勝した。

 猛烈な追い上げだった。松山は出だしの1番パー4で第2打を1メートル強につけてバーディー発進。3番でも70センチにつけて伸ばすと、さらにギアを上げた。6番パー5で1メートルを決めてバーディー。7番パー4は1メートル、8番パー3は1・5メートルにつけて次々と沈め、この時点で9アンダーまで伸ばして2位タイに浮上した。

 さらに9番パー5は8メートルの長いバーディーパットをズドン。4連続で伸ばして2桁10アンダーに乗せて単独2位となり、首位と3打差に迫った。

 ただ、より難しいバックナインで失速。11番パー3、14番パー4はいずれもパーオンできずにボギーとした。さらに首位と4打差の8アンダーで迎えた最終18番パー5。2オンを狙った残り239ヤードの第2打はグリーンに届かず、手前の池で水しぶきを上げた。このホールをボギーとして4日間を終えた。

 テレビ中継のインタビューで「10番までは本当にいい流れでプレーできていた。それ以降は3ボギーをたたいたのはちょっともったいない」と振り返った松山。「飛距離が出なくてもここまでいいプレーできるのはわかった。どう飛距離を戻して戦えるか、優勝争いができるところもまで持っていけるか」と課題を挙げた。

 今大会前に風邪をひき、この日も少し鼻声。「毎日やっていることが変わっているようでは話にならないが、やっている方向性は少しずつ狭くはなってきている。それをもっと狭くしていきたい」と話した。

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