「米男子ゴルフ・フェニックス・オープン・第１日」（９日、ＴＰＣスコッツデール＝パー７１）

　松山英樹（３０）＝ＬＥＸＵＳ＝が１バーディー、４ボギーの７４。３オーバーと苦戦し、ホールアウト時点では暫定６３位で初日を終えた。

　同大会２連覇の経験を持つ好相性のホールだったが、本領発揮とはならなかった。インスタートの１２番でボギーをたたくと、１６番でもボギー。２オーバーで折り返すと、１番パー４では２打目を２メートル半につけ、この日初めてのバーディーを奪った。しかし、反撃開始とはならず。直後の２番でスコアを落とすと、最終９番では３メートル強のパーパットがわずかに右に反れた。

　松山は「全てがいまいちだったという感じ。風の影響も受けましたけど、それ以前の問題でしたね」と振り返り、「明日はだいぶ出遅れなんで少し伸ばさないと厳しいと思う。暗くなっても仕方ないんで、良い準備をしていきたい」と切り替えた。